タダノキロク

日々の考えたことの記録 主に無駄なこと

詳細Linuxカーネル プロセス管理周りのシステムコール 7/3

詳細Linuxカーネル プロセス管理周りのシステムコール 7/3 今日は、プロセス管理のシステムコールforkを見ることにする。 https://kernelreading.doorkeeper.jp/events/44499 プロセス管理は詳解Linuxだと3章辺りなるので、そこを中心に見てみる。 そもプロ…

詳細Linuxカーネル 15章 ページキャッシュ 6/12

詳細Linuxカーネル 15章 ページキャッシュ 6/12 前回と同じページキャッシュの章を読む。 今日は、ページ検索関数を見ることにする。 https://kernelreading.doorkeeper.jp/events/43901 15.1.3 ページキャッシュの操作関数 15.1.3.1 ページの検索 ページ検…

詳細Linuxカーネル 15章 ページキャッシュ 5/28

詳細Linuxカーネル 15章 ページキャッシュ 5/28 ページキャッシュの章を読む。 キャッシュは一般的にはディスクデータへのアクセスのキャッシュして RAM上に保存してシステム高速化するのが目的。 https://kernelreading.doorkeeper.jp/events/42463 15.1章 …

詳細Linuxカーネル 11章 シグナル 5/15

詳細Linuxカーネル 11章 シグナル 5/15 カーネルのシグナル処理方法とプロセス間でシグナル交換するためのシステムコールを学ぶ。 https://kernelreading.doorkeeper.jp/events/42462 11.1章 シグナルの役割 シグナルはプロセスに送る短いメッセージのこと。…

詳細Linuxカーネル 19章 プロセッサ間通信 4/10

詳細Linuxカーネル 19章 プロセッサ間通信 4/10 kernelreading.doorkeeper.jp ユーザモードプロセッサ間の同期及びデータ交換の方法を学ぶ。 簡単にやろうとすれば、ファイルシステムのロック機能を用いた同期、 共有ファイルによるデータ共有があるが、面倒…

詳細Linuxカーネル 14章 ブロック型デバイスドライバ 3/12

詳細Linuxカーネル 14章 ブロック型デバイスドライバ 3/12 @詳解Linuxカーネル読書会 ブロックデバイスへのI/Oドライバは、 平均アクセス時間が非常に長いことを前提に作られている。 (大体msオーダー/CPUメモリはnsオーダー) この特徴が入っているソースの…

5章同期処理#2 20160207Linux Kernel 勉強会 #18

詳細Linuxカーネル 5章 同期処理を読む(続き) 前回力尽きた、カーネルが使用している同期技法のスピンロックを読む。 スピンロックの確保 spin_lock() スピンロックを確保するための関数 spin_lock()は、 spinlock_t構造体のアドレスを引数にとる。 Spin_loc…

#詳細Linuxカーネル 5章 同期処理を読む

詳細Linuxカーネル 5章 同期処理を読む Linuxではマルチプロセッサでの割込み・システムコール・例外発生時に、 同じ変数・メモリへのアクセスを適切に同期(順序付け)が必要になる。 5章ではそのためにの同期処理方法を説明している。 今回は、カーネルが…

12章 VFS 1/9アップデート

詳細Linuxカーネル 12章 VFSを読む LinuxはVFSを導入することで、 いろんなファイルシステムを扱うことを可能にしている。 共通ファイルモデルの役割 VFSは共通ファイルモデルに従っている。 共通ファイルモデルで Linuxのカーネルは各ファイルシステム固有…

12章 VFS

詳細Linuxカーネル 12章 VFSを読む LinuxはVFSを導入することで、 いろんなファイルシステムを扱うことを可能にしている。 共通ファイルモデルの役割 VFSは共通ファイルモデルに従っている。 共通ファイルモデルで Linuxのカーネルは各ファイルシステム固有…

9章プロセスアドレス空間 20151121Linux Kernel 勉強会 #13

詳細Linuxカーネルの9章のプロセスアドレス空間を読んだメモ。9章 プロセスアドレス空間ー>カーネルがプロセスから依頼されてメモリ確保の規則 ・ユーザモードプロセスへの動的メモリ割り当ては遅延させる ・ユーザモードのプロセスはアドレスバグがあるため…